9月に開校した「神奈川区地域づくり大学校」の最終回が2月11日に、区役所で行われた。
同大学校は、自治会町内会などの地域活動を支える人材を育成し、受講生が他の事例を学び各地域で役立てることを目的に企画されたものだ。3期目となる今年は、各連合町内会からの推薦と公募で集まった20代から70代までの24人の受講生が参加。「『住んでいてよかった』と思える地域を自らの手で実現する」ことをテーマに全6回の講義を行った。
地域づくりに関する講義をはじめ、卒業生が活動する地域への訪問なども実施。卒業式となった最終回では、参加者全員が地元地域で実現したい「夢プラン」を発表し、それぞれ卒業証書が授与された。
第3期の卒業生代表・吉井慎太郎さんは「地域づくり大学校で出会った仲間たちと一緒に、神奈川区をよりよい地域にしていきたい」とあいさつした。
区地域づくり大学校を担当した区政推進課では「地域の人材育成のため、今後も続けていく予定」としている。
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