六角橋商店街のswitch boxあけ/たてのギャラリーで5月3日から6日まで、神奈川総合高校3年生の有志7人が「あれから」と題した美術展を開いた。会場には100人近くが集まり、生徒らの作品を鑑賞した。
美術展は、「成長」をキーワードに企画。昨年12月から準備を進めてきた。ギャラリーには、過去に製作した作品を含め、平面作品や立体作品17点が並んだ。
当日、訪れたのは子育て世代が中心。「成長」を表した作品は、子どもの成長を願う親に共感を得られるものが多かったという。リーダーを務めた車塚真子さんは「一つ一つの作品を丁寧に鑑賞してくれる人が多く嬉しかった」と感想を話す。
念願の初開催
車塚さんは、アート作品を展示する場を創出する学芸員などを目指し、勉強に励んでいる。昨年から協力者6人と美術展を開く企画をたてたが、場所が決まらず、実現できずにいた。そこで出会ったのがあけ/たてギャラリーだ。人通りの多さやギャラリーが持つ雰囲気、応援してくれる稲見明子代表の人柄に惚れ、決めた。実現できる嬉しさと同時に責任感が芽生えたと振り返る。
初の美術展を終えて車塚さんは「当日に気付くことがあり、計画性がとても大切なことがわかった。一つ形にできたことが財産。また企画に挑戦したい」と前を向いた。
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>