西神奈川公園内にある西神奈川三仲町内会(伴野修次会長)の集会所の倉庫を改修しこのほど、「カフェ三仲」がオープンした。神北地区では、3か所目の地域カフェ開所となる。当日は30人近くが訪れ、コーヒーを味わい、交流を楽しんだ。
三仲地域でも高齢化が進み、一人暮らしの高齢者が多く住んでいる。公園内にある同町内会の集会所は1階が倉庫、2階が集会スペースとなっている。普段は町内会の会合や地域団体に開放しているが、2階の階段を高齢者が登り降りするのは難しい状況だ。
交流の場を模索
「気軽に住民が交流できるスペースを作りたい」と地域の中で声があがった2年前に、六角橋地域ケアプラザではコーヒーボランティア養成講座が実施された。講座受講者が地域カフェの実施場所を探すなかで三仲町内会と接点を持ち、「三仲地域内でカフェが開所できないか」と模索することになったのがはじまり。
案と出されたのが同集会所で倉庫となっている1階だ。倉庫の物品を地下に収めることで使えるようにならないかと町内会を中心に検討。周辺の企業などが協力し、1階のリフォームが実現した。
伴野会長は「地域の皆さんの思いがあり、地域カフェを開業することができた。地域の寄り所となれば」と期待を話す。
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