横浜市立盲特別支援学校で1月17日、2人のアーティストによる『銀河鉄道の夜』を題材にしたチェロの演奏と朗読するリーディングの授業が行われた。
かなっくホールで地域とアーティストを繋げている齊藤実雪さんが同学校と打ち合わせを行い、アーティストを紹介することで実現。今回は、舞台やテレビ出演をしている役者の伊原農さんと東京都交響楽団に所属するチェロ奏者の長谷部一郎さんが招かれ、宮沢賢治作の『銀河鉄道の夜』を披露した。
齊藤さんは「幼い子どもから高校生まで対象が幅広く題材を選ぶのが大変だった」と振り返り、「銀河の世界を想像させたい」と『銀河鉄道の夜』を選んだ。
伊原さんの朗読は登場人物ごとに抑揚、声色を変えて特徴を掴みながら展開。場面ごとに長谷部さんのチェロ演奏を入れることで物語の世界観を創出した。耳を澄まして聞いていた生徒らは、場面が展開することに声をあげて反応したり、頷いたりしていた。
物語が終わると生徒は「素敵な物語と演奏をありがとうございました」と感謝を述べ、アーティストと交流を深めた。
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