錦台中学校区の「パパ友」を取りまとめ地域支援に励む 木瀬 昌之さん 神之木台在住 50歳
「地域お助け隊」のリーダー
○…錦台中学校区のPTA会長や地方議員など個性豊かなメンバー約30人を率いる「P・P・T(パパ友)の会」の会長だ。「小学校の枠を超えた活動がしたい」。同会は「おやじの会」に所属する父親たちの居酒屋でのふとした会話から、2015年に立ち上がった。発足直後に加わり、神奈川区に登録した17年から会長として活動している。おそろいの衣服には「ローカルサポーターズ」の文言。現在は各小学校のイベント参加だけではなく、地域に飛び出し餅つき大会や祭りの櫓づくりなど文字通り「地域支援」に取り組んでいる。
○…栃木県出身。父の転勤にともない様々な地で暮らした経験が今に生きる。新たな環境に溶け込む秘訣は「笑顔」と即答。「ペルーでは現地学校に通っていたが、まったく苦にならなかった」と振り返る。日大理工学部では、研究に没頭する一方で遊園地のアルバイトにも精を出した。今を時めくアイドルの警備をしていたことが一番の思い出だ。舶用機器メーカーに就職。若いころはシステム作りのため、クルーと一緒に2週間ほど航海することも。取締役となった現在は「顧客満足」を心がけ、技術を駆使して問題解決にあたる。
○…幼少期に住んでいた横浜については良いイメージしかなく、「将来暮らすと決めていた」。結婚を機に神奈川区民に。5年前に青少年指導員となって友人が増えた。そして「飲みニケーション」で意気投合し同会へ。定例会はBBQ。会長自ら火をおこし、肉を振る舞う姿が定番となっている。イチゴ狩りなどの独自イベントも企画中。「人柄が良いから助けたくなる」が周囲の評だ。「年代や地域を超えて助け合える仲間を増やしていきたい。100人になったらもっと地域が盛り上がると思う」と笑った。
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