特定非営利法人RCB大口夢の理事長としてはしご酒を主催する 永瀬 勇気さん 大口通在勤 41歳
地域活性化の一助に
○…大口駅周辺で3月11日から開催されている「おおぐちはしご酒」。主催するNPO法人RCB大口夢の理事長を務めている。9回目を迎える今回の特徴は、スペシャルライブのゲストを今までよりも増やしたこと。「来てくれる人を飽きさせないためです」と工夫を凝らしている。
○…「大口夢」の立ち上げの際に監査役からメンバーにならないかと誘いがあった。「大口に新しく店を構えたばかりだったのにもかかわらず、声をかけてもらえて嬉しかった。せっかく声かけてもらったのだから貢献したいと思って参加した」と当時を振り返る。昨年11月にNPO法人化。様々な企画がこれから形になっていこうとしているところだという。
○…旭区出身。神奈川工業高校を卒業後、音楽好きが高じて都内の音響専門学校に進学した。音響の学校を出る仲間の多くは結婚式場の音響担当として就職したが、両親が植物が好きで身近だったことから花屋で3年間働いたのち、独立し、実家のガレージで花屋を始めた。その後現在の西区浅間町に出店したが、生活をする上で花屋だけでは難しかった。そこで、約3年半前に接客の勉強も兼ねて大口に「ショーケースカフェ」というバーをオープンした。「条件を付けて探していたら、飲みに来たことがあって雰囲気が好きだった大口になった」と出店した理由を話す。
○…昼間は西区の花屋で、夜は大口のカフェで働いているため、1年間を通してほとんど休みがない。それでも辞めずに続けているのは、「仕事があるのは人にあてにされているということ。そう思うとやりがいがあって辞められない」と笑顔を見せる。忙しい中でも大口夢のメンバーと一緒に地域を盛り上げるため活動していく。
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