神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2016年2月4日 エリアトップへ

家事や育児などをしながら発明家としても活動している 和田 美香さん 片倉在住 39歳

公開:2016年2月4日

  • LINE
  • hatena

日々の不便、チャンスに

 ○…家事や育児、託児所などで保育の仕事をしながら、便利アイテムの発明家としてアイデアを模索する日々。これまでに7点ほど発明学会主催のコンテストに出品し、過去2回の入賞経験を持つ。レインコートを入れてリュックサックに取り付け、雨天時すぐに羽織ることができるポーチ「カッパッパ」は昨年、商品化。出展したイベントで40個を売り上げ、地道なPRに取り組んでいる。

 ○…地元は六角橋。神橋小、六角橋中時代は「今でも杉山大神の祭りでお互い子どもを連れて集まることもある」という仲間たちとバスケで汗を流し、高校では応援団のメンバーとして体育祭を盛り上げた。一見アクティブな印象を持つが「あまり自分から前に出るようなタイプではないから、イベントで商品を売るのは大変」と苦笑いする。短大の保育科を卒業し、夢だった保育士として新横浜母と子の病院に勤務。高校の先輩との結婚を機に退職後、2児に恵まれた。

 ○…発明家への一歩は、遠足でリュックの上からレインコートを羽織れず、ずぶ濡れで帰ってきた息子の姿がきっかけ。試行錯誤を重ねて完成したのがカッパッパだ。「家事、育児、仕事をこなす中、大変なことも”こうしたら楽になるかな”と発想を転換する」と、不便をチャンスに変える。カッパッパは特許も取得。昨年4月にブランド「ホルドナマーケット」を立ち上げ、ネット上でも販売している。仕事との両立については今後、徐々にホルドナをメーンにシフトしていこうか模索中だ。

 ○…夫をはじめ、羽沢に住む夫の両親も陰で支える。「サポート無くして成り立たない。この年齢で夢や目標を持てるのは日々の原動力になっている」と笑みがこぼれる。ママ友と飲みに出かけたり、家族ぐるみでキャンプするなど、人と集うことが好き。「楽しく過ごしたい。商品を通じて、いろんな人の生活が便利になれば嬉しい」

神奈川区版の人物風土記最新6

小谷野 貴弘さん

南神大寺小学校の創立50周年記念事業実行委員長を務めた

小谷野 貴弘さん

神大寺在住 42歳

3月28日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月21日

近藤 真さん

火災への適切な初期対応で、神奈川消防署から感謝状表彰を受けた

近藤 真さん

西寺尾在住 72歳

3月14日

三善 幸夫さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第一次派遣で大隊長を務めた

三善 幸夫さん

神奈川消防署副署長 60歳

3月7日

冨樫 剛一さん

2月1日から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

横浜市出身 52歳

2月29日

朝飛 大さん

柔道場「朝飛道場」の館長で、横浜スポーツ表彰・優秀指導者賞を受賞した

朝飛 大さん

平川町在住 61歳

2月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook