『せいじのみかた』Q&AVOL.13 毎月第4金曜日連載 「だから」県議会に関心を持とう 神奈川県議会議員 飯田満
Q・「県議会」って私たち政令市に住む市民にとって馴染みが薄くて関心が…。
A・是非、関心を持ってください。
川崎市のような政令市の議会では、市民の皆さんが納めた市民税などを有効に、日々の暮らしがより良くなるよう議会で話合い、川崎市が責任を持って身近な仕事をしてくれています。
一方、県議会では政令市の川崎市、横浜市、相模原市を含めた神奈川県全体としてのルールを作り、変更したりして県民生活の安全や教育、環境問題など広域的な仕事をしているのが特徴です。学校で例えるとクラスの身近な約束事を決めるのが市議会、学校全体で広域的なルールを決めるのが県議会というイメージでしょうか。
皆さんは川崎市民であると同時に神奈川県民です。納めている住民税は「市民税」だけでなく「県民税」も納めています。5月になると納付書が届く自動車税も実は「県税」です。皆さんが納めた「県税」が、どの事業にいくら使うか「予算」について議会で話し合い、事業が県民のために正しく計画どおりに使われているか調査するのも県議会議員の仕事です。
神奈川県内には、33の市町村があり、県民税は四千五百八十一億円です。そのうち川崎市民が納めた県民税は約七七九億円と約17%を占めています。だから県議会にもっと関心を持ってほしいのです。
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4月19日
4月12日