神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2011年6月24日 エリアトップへ

土砂災害警戒マップ配布へ 避難体制の整備、意識啓発が目的

公開:2011年6月24日

  • LINE
  • hatena
まちづくり委員会で報告されたハザードマップ(案)
まちづくり委員会で報告されたハザードマップ(案)

 川崎市は、土砂災害防止法に基づいて神奈川県が警戒区域に指定した区域を示したハザードマップを7月下旬から配布する。区別にまとめられ、集中豪雨などで崖崩れが起きやすい区域を示した。市民の避難体制の整備や災害に対する意識啓発を図りたい考え。

 資料によると、2000年から09年までの10年間で、神奈川県内で発生した土砂災害は793件。これは、1149件の新潟県に次いで全国の都道府県の中で2番目に多い。

 同法は、土砂災害の恐れのある区域に関する危険の周知を図り、開発行為の制限や建築物の構造を規制するのが目的。都道府県知事が、急傾斜地の崩壊や土石流、地滑りの恐れがある区域を「土砂災害警戒区域」に指定し、市町村長が情報伝達や警戒避難体制の整備を図るものとしている。

 そのため、川崎市では市民に広く知ってもらおうと、ハザードマップづくりに着手。今月6日の川崎市議会まちづくり委員会で完成したマップ(案)が報告された。

宮前区は160区域

 市内で警戒区域に指定されたのは711区域。丘陵地に囲まれた北部ほど多く、麻生区が最も多い282区域。南部ほど少なく、川崎区の指定区域はなかった。宮前区は160区域で、区内に広く分布している。

 警戒区域に指定された区域では、自力避難が困難な高齢者や障害者などの災害時要救護者が利用する施設に対して警戒避難の伝達方法を定める方針。区域内の宅地や建物を売買する時は宅地建物取引業者に対して説明を義務づけている。

 ハザードマップはB1サイズ。警戒区域を示しているほか、災害時要救護者関連施設や防災関係機関、救急医療機関の位置を落とし込んでいる。
 

宮前区版のトップニュース最新6

11年ぶり、全面刷新

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新

利便性、視認性を向上

3月22日

50年と未来を表現

川崎北高校

50年と未来を表現

記念ソングとロゴ作成

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

 市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

最優秀賞に西野川小

市PTA広報コンクール

最優秀賞に西野川小

紙とデジタルを駆使

3月15日

来館者、節目の5万人

コミュニケーション・プラザ川崎

来館者、節目の5万人

あすから「記念イベント」

3月8日

作品の世界を発信

声優兼バンドの5人

作品の世界を発信

川崎舞台アニメ4月から

3月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月22日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

  • 2月23日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook