タンクローリー火災を想定 宮前消防署が訓練
高速道路上でのタンクローリー事故を想定した消防と警察との合同訓練が先月8日、犬蔵の市消防総合訓練場で開かれた。
これは全国一斉危険物安全週間(6月5日から11日)に伴う行事の一環。訓練は宮前消防署と神奈川県警高速道路交通警察隊が初めて合同で実施した。宮前署からは区内の6隊56人、交通警察隊からは県内の各分駐所から12人が参加。「東名高速道路上り車線で、2000リットルのガソリンを積んだタンクローリーと普通乗用車の交通事故により、普通車から出火。さらに燃料のガソリンが漏洩して延焼拡大した」との想定で行なわれた。
訓練では消防車をタンクローリー、救急車を乗用車に見立てて、交通警察隊が通行車両を規制しながら、消防隊が泡放射訓練などで鎮火させた。
宮前消防署の佐藤文隆署長は「タンクローリーなど、危険車両の事故は、大規模災害につながりかねない。今後も警察との連携を深め、突発的な災害に備えていきたい」と話した。
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3月22日
3月15日