初山自治会(矢沢隆之会長)は7月9日、同自治会館で放射線のセミナーを開いた。自治会が単独でセミナーを開くのは市内初。
同セミナーは東日本大震災にともなう福島原発の事故による放射線漏れが日々報道される中、正しい知識を得ることで無用な不安をもたないようにするために企画された。
講師は電力中央研究所原子力技術研究所放射線安全研究センター長の吉田和生さんが務めた。放射線の単位から、人体への影響など50名を超える住民らが聞いた。
吉田さんは「数字をあまり意識しすぎないでほしい」と話す。子供たちがプールに入らない、外にでないなど過敏になることで行動が抑制されるなど「心配しすぎることの心配」も訴えた。矢沢会長はセミナーを振り返り「一歩一歩知識を深めて自己防衛しなければ」と話した。
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