次の世代に伝える原爆展 平和の祈りを宮前から
平和のための原爆展実行委員会主催の「第2回平和のための原爆展」が今月22日から27日まで宮前区役所と市民館で開催された。
広島に投下された原子爆弾リトルボーイの原寸大模型や区内幼稚園の園児たちが平和を思い描いた絵、区民の詩、岡本太郎美術館からの貸し出し作品など約160点が展示された。
今回の原爆展には、区内の企業・団体の関係者や個人など108人の賛同人が集まった。
子どもも見ることができるようにと、夏休み期間を狙っての開催について実行委員長の田中光雄さんは、「戦争を体験した人はだんだん少なくなっていく。次の世代に伝えるのが大切な役目と考えている」と話している。
22日に区役所2階ロビーで行われた開会式には約100人が参加。けやき平在住の俳優三谷昇さんが詩「にんげんをかえせ」の朗読を行った。参加者は力のこもった朗読を、静かに聞き入っていた。
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3月22日