大会ベスト8の快挙 有馬中女子ソフト部
川崎市立有馬中学校の女子ソフトボール部が、8月13日から大阪の舞洲運動広場で行われた全日本中学生男女ソフトボール大会(財団法人日本ソフトボール協会主催)でベスト8という同校初の快挙を成し遂げた。
この大会は各都道府県のクラブチームや中学校の代表が集う。神奈川県では県大会第3位が出場する。部の当初の目標は県の優勝・準優勝だけが進める中学校ソフトの最高峰、中学校体育連盟主催の全国大会だった。部長の濱野郁美さんは「目標の大会へは進めず悔しかったが、少しでも長く仲間とソフトボールをしたかったので、嬉しいと思えた」と短期間で気持ちを切り替え、もう1つの大舞台へ挑んだ。
同大会では投手の新居かなえさんを中心に1回戦から3回戦まで相手チームを0点で押さえた。儀同謙一監督は「バッテリーの計算と、堅い守りが発揮できた」と話す。
4回戦となる準々決勝は、群馬代表と対戦。1、2回で4失点。4回でノーアウト満塁のチャンスを活かし2点を返すも、惜しくも届かなかった。「疲れも出て球が伸びなかった」と新居さんは振り返る。
濱野さんは「準々決勝は勝てる試合だったかもしれない。負けて悔しかったが、やりきったという思いもある」と感想を話した。
儀同監督は、部の雰囲気を「部員のやる気が凄い。練習内容への意見も多く、できるだけ自主性を重んじている」と話す。「チームワークと横のつながり」を重視し、連戦を一丸となって戦った。
この大会で3年生は引退。現在1、2年生が新人戦を戦っている。「先輩の勇姿は1、2年生の良い刺激となったようだ。まずは新人戦で昨年と同じ関東大会出場に向け頑張る」と儀同監督は目標を語った。
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4月19日
4月12日