ナノエッグ 薬剤の極小カプセル化に成功 薬や化粧品への応用を期待
区内菅生の聖マリアンナ医科大学のベンチャー企業である株式会社ナノエッグ(山口葉子代表取締役社長)は、この程、抗炎症、抗アレルギー作用で皮膚炎に有効とされるグリチルレチン酸を直径15〜50ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)の極小カプセル化に成功したと発表した。
グリチルレチン酸を極小のカプセル化に成功したのは世界初だという。
同社は、このカプセル化したグリチルレチン酸を「GRAegg(ジーアールエーエッグ)」と命名。ナノスケールのカプセル化で、成分の皮膚内への透過性が向上したという。この技術は同社が開発する化粧品に応用。肌荒れ防止作用のある商品を開発する。
(株)ナノエッグは、極微小のカプセルに成分を収める「ナノカプセル化」の技術開発を進めている。
ナノカプセル化をすることで、皮膚から様々な成分を吸収させられることができる。同社の目標は、注射のいらないワクチン開発だという。
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4月19日
4月12日