北高1年生の食育授業 地元栄養士の料理で学ぶ
県立川崎北高等学校で先月22日、1年生を対象に食育の授業が行われた。
参加したのは1年生の9クラス。同校は地域に根ざした学校づくりを目指しており、今回の授業も宮前区役所保健福祉センターと連携し、地域在住の栄養士を講師として迎えた。
今回の狙いは、自分の食生活を見直し、生活全般を振り返ること。生徒はグループに分かれて「バランスの良い食事とは」と、「理想的な体を作る食生活は」というテーマのどちらかを選んでディスカッションとグループ毎の発表が行われた。
更に、栄養士によるお勧めメニューの紹介と試食が行われた。試食で振舞われたのはキャベツや玉ねぎ、人参などを使った「野菜スープ」。高校生にも手軽に作ることができ、冷蔵庫に残っている野菜を使ったメニューだ。生徒にも「野菜に味がしみていて、体が温まって美味しい」と好評だった。
授業後のアンケートでは「バランスの良い食事と考えると結構難しかった」「コンビニのメロンパンが400キロカロリーもあると知りびっくりした」など、自分の食生活を見つめなおした感想が上がった。
講師からは「生徒たちに触れて、思った以上に食や栄養に関心があると感じた。もっと食について伝えたい」という声があがった。
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3月22日