おいしい食事楽しんで 宮前RCが震災避難者をもてなし
東日本大震災や福島第一原発事故などで宮前区内に一時避難している家族らを招いた川崎宮前ロータリークラブ(吉崎治会長)主催による「年忘れ家族会」が昨年12月20日に行われた。
当日は、区内宮崎の公務員宿舎に入居する福島県、宮城県の避難家族ら約40人と同ロータリークラブ会員、支援スペース「ひまわりサロン」のボランティア、関係者ら約100人が参加。一行はバスで横浜に向かい、桜木町のランドマークタワー最上階からの眺望を楽しんだり、みなとみらい周辺の夜景スポットを廻るなどした。夕食は中華街にある「ローズホテル」の中華コースを堪能。参加した家族からは「本場中華街の味を食べることができてよかった」「横浜の夜景がとてもきれいだった。こちらに来てから観光をしていなかったのでとても楽しかった」などの感想が聞かれ、乳幼児連れの家族やお年寄り夫婦まで楽しい時間を過ごした。
同ロータリークラブの吉崎会長は「避難者の皆さんは、原発事故の影響などで今も現地に戻れず、不安な生活を強いられている。少しでも励みになれるよう、クラブとして今後も支援や交流を続けていきたい」と話している。
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3月22日