宮前区版 掲載号:2012年1月13日号

今年開館25周年を迎える宮前市民館菅生分館の館長

西山 和美さん

高津区在住 54歳

人と人をつなぐ分館に

 ○…1987年(昭和62)に市内初の市民館分館として開館した菅生分館の館長を務める。昭和44年、人口急増により建てられた向ヶ丘小分校のプレハブ建物を引き継ぎ、当時高津市民館菅生分館として活用したのが館の始まり。「改修、新築をめざした10年以上におよぶ地域住民の粘り強い運動、そして開館から現在まで、大きなうねりのような25年の歴史を検証し、若い世代に引き継いでいけたら嬉しい」と話す。

 ○…「菅生は昔から生涯学習が盛んな地域でした」。そうした人々によって多くの市民グループが生まれ、活動が行なわれてきた。10年以上継続している団体も少なくなく、”学び”の機会はもちろん、外からの転入で増えた核家族と地域の人々とのふれ合いの場としての役割も担ってきた。しかし開館から25年を経て、講座参加者の減少や既存グループの高齢化など、地域社会の変化ともつながった分館の課題も浮かんできた。

 ○…高齢者の一人世帯が増加し、元々地域と関わりの少なかった住民がさらに家にこもってしまう傾向が顕著になった。また、子育て家庭が同じように地域で孤立するケースも見え隠れする。10年ほど前には、児童室が定期利用する子育てグループで毎日のように埋まっていたが今はゼロ。「以前は利用者が自発的につながっていた。でも今は、利用者が公共サービスの受け手から作り手になってもらえなくなった」と視線を落とす。それでも「まずは多くの人に来てもらうこと。そこで新しい出会いがきっと生まれる」

 ○…2年前の着任以降、職員同士のミーティングを活発化させたり、隣接する子育て支援センターや南菅生保育園との情報交換も始めるなど地域の課題とあわせた講座や施設づくりを目指す。昨年秋には、定期発行する「分館だより」を周辺の約1000戸に自らポスティング。「市民の力をつないでいく。それが自分の役割です」と強く語った。
 

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