宮前ガバナンス1月号 連載寄稿 菅生緑地整備 区民と連携で推進を 川崎市議会議員 石田やすひろ
市北部市場の西側にある菅生緑地(水沢の森)は、市民健康の森として豊かな自然に恵まれ、区民に親しまれている場所です。しかし、現在もこの緑地は未完成で、用地取得や、整備が進められています。
12月の市議会定例会では、この区民の財産の1つである、菅生緑地の整備状況や計画を市に質し、要望を伝えてきました。
まずは整備状況ですが、都市計画決定区域の用地取得は現在およそ81%。まだ未買収の土地があるとのことです。市道横浜生田線を挟んで東地区、西地区をつなぐポイントとなる場所だけに、市には鋭意交渉に努めてもらいたいと思います。
また、具体的な整備内容ですが、休憩、散策などの憩いの場として機能するようトイレ等の整備はもちろん、里山の再生や湧水の保全等に取り組んでいると回答がありました。
一定のレベルで進捗があると考えられます。
これらを踏まえ、市に望むことは、同緑地の保全に取り組む市民グループ「水沢もりんどの会」との連携を図りながらの整備です。今まで進めてきたように、今後も同緑地の緑を見守り続けてきた皆さんの声に耳を傾けながら整備を進めるよう、要望しました。
加えて利便性の面では駐車場の確保です。用地の関係でスペースの確保は難しいとのことですが、隣接する北部市場内の約2300台の駐車場を条件付きで一部開放することができれば相互に利があると訴えました。豊かな緑は市民生活に潤いを与えます。今後の市の取組みに期待します。
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4月19日
4月12日