"北の玄関口"を花で彩る 宮前地区連合町内会創立50周年記念シリーズその4 土橋町内会
昭和41年(1966)の田園都市線宮前平駅開業に続き、43年には東名川崎インターが完成。その後、昭和50年〜55年にかけて区画整理も行なわれ、それまでの竹林と田園風景が広がる農村から住宅地へと急速に発展していった。現在の会員世帯数はおよそ5400世帯。多摩区菅町会に次いで市内でも2番目に多い「マンモス町内会」だが、多彩な行事や地域活動で住民同士の交流も盛んだ。
その1つが東名インター正面にある花壇を世話する「土橋園芸クラブ」。平成20年に有志によって結成され、以来、春と秋の植え替えなどでは町内会や子ども会とも連携しながら地道な活動を続けている。その功績が認められ、平成21年には川崎市の「わがまち花と緑のコンクール」大賞を受賞した。「花壇や公園の手入れなど、街をきれいにすることが安心・安全の街をつくる第1歩」と話す。
平成18年に町内会発足50年を迎え、およそ3年かけて記念誌も作成した。「時間はかかったが、おかげで昔の土橋を知る人に多くの話を聞くことができた」。源頼朝がこの地を通りかかった際、谷に丸太を渡し、土をかぶせて橋を作った逸話に由来するという町名の「土橋」。「子ども会や育成会(OB会)も活発だけれど、つくし会(老人会)が一番盛んだね」とニコリ。今日も町内会館は多くの笑顔であふれている。
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4月12日
4月5日