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シリーズ【3】ハイビジョン胃内視鏡 経鼻内視鏡とどう違うのか?
内視鏡検査には口からカメラを挿入する「ハイビジョン経口内視鏡」と鼻から行う「経鼻内視鏡」がある。国立がん研究センター等で内視鏡診断の修得に励んだ平島院長はハイビジョン胃内視鏡を導入。ミリ単位の病変発見を目指している。毎月”がん”をテーマに連載。今月は「ハイビジョン胃内視鏡」と「経鼻内視鏡」との違い。
「見逃されてしまうような微細な病変の早期発見をするには、検査時の”画像の解像度”が重要です」。鼻から挿入する経鼻の場合、細い鼻腔に通すため、カメラの管は細く、観察レンズも小さい。「また、視野が狭いため、画像の解像度が低く、光源も暗くなりがちです」。そこで同院は、広い視野や高解像度、明るさをより確保できるハイビジョン胃内視鏡を導入。「管は経鼻に比べ若干大きいですが、身体の負担を少なくするため、軽い鎮静剤を用いた”オエッ”とならない身体に優しい検査を行っています」
軽い鎮静剤を用いたハイビジョン胃内視鏡では、胃に空気を入れて表面を十分に伸ばすことができるため、ヒダの間に隠れた微小な病変も発見し易い。同院では、病変を100倍拡大できる機能や悪性度が分かる特殊染色・特殊光(NBI)を併用した診断も行っている。
【次回は、鎮静剤使用の利点について】
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4月19日
4月12日