昭和22年に設立した、区内でも歴史のある町会のひとつ。昭和30年以降に行われた野川台の開発後、次第に住民が増えてきた。「開発前は住民の99%が農家。米や麦、さつまいもを作っていた」という。今でこそ駅付近に商店が集まり賑わっているが、昭和30年まで、野川は有馬・馬絹と並ぶ周辺の中心地だった。
町会の行事は、6月の子育てフェスティバル、7月の盆踊り、10月の親子スポーツフェスティバル。3大イベントとして人気だ。特に、野川小学校の校庭で開催する盆踊りは、近隣住民約4000人が集まる町会最大のイベント。「ここらへんで一番盛り上がる自慢のイベントだね」とニコリ。
また、自分たちの足で、安全・安心の街づくりを行っている。町会理事がエリア内の小中学校の校門で朝のあいさつ運動をし、その行き帰りに町内パトロールを行う。「おかげ様で町内で重大な事件や事故はおこっていない。これからも安心して住めるまちでありつづけたい」。
昔から住む農家がいる一方、新しい住宅の建設も盛んで、新住民が増えてきた。家を新築して引っ越してくる人は、若い子育て世代が多い。今後の活動には、新旧住民の交流が大きな柱となっていく。「親子で参加できるイベントも充実しているので、積極的に参加してもらえるようにしていきたい」
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|