昭和46年に設立。県営有馬団地の建設とともに自治会が発展。現在は20号棟から32号棟までの13棟380世帯で構成されている。
新築時は入居者の多くが20代の若夫婦だった。かつての子どもたちは成人して別の場所に居を構えるようになった。今では70代以上の人が多く生活しているという。
「昔からの入居者と新しい入居者が仲良く住む団地。皆優しくてね、つながりが強くて大きな家族みたい」。最近では外国籍の人も増えている。「月に1度、公園や道路の掃除に参加してもらって親睦を深めている。頻度は少ないけれど知り合いになるきっかけになれば」と話す。
年間行事は盆踊りやカラオケ大会、クリスマス会、芋煮会、夏休みのラジオ体操などたくさんある。なかでも力を入れているのが9月に行う防災訓練だ。避難時間を毎年計測したり、防災センターに行って地震の疑似体験をしたりと実際に体で覚えていく。
防災倉庫も充実させた。3庫ある倉庫にはテントや200〜300人の食事を作れる調理鍋を購入した。
また、緊急時に迅速に動けるよう、13棟を4ブロックに分けて班を構成。消化班や救出救護班、避難誘導班、給食班、情報班など各班が連携しあう。「形だけではなく、お互いが本当に協力し合うからうまくいく」と秘訣を明かした。
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