『せいじのみかた』Q&AVOL.24 民主党「離党」の理由 神奈川県議会議員 飯田満
4月25日、民主党へ離党届を提出しました。
在籍した民主党へ終止符を打つに至った経緯は、国論の違いや、政策、プロセスに対する違和感が在籍していた10年間で堆積し続けていたこと、そして3月30日に政府が閣議決定した「消費税関連法案」が「離党」という重大な決断の引金を引く直接的な原因となりました。
現在、国会で審議中の「社会保障と税の一体改革」の中で消費税増税が議論されていますが、これは08年の麻生政権時に「平成21年度所得税等改正法」の附則がその根拠法となっています。
09年に政権交代した民主党がこの悪法に対し「国民生活が第一」として附則を改正すると期待しましたが、政府が国民生活から目を逸らし、増税へ政策転換したことに私の我慢は限界に達しました。
消費税に対しては、経済学の基礎知識としてデフレ状況の中で増税をすれば経済の悪化を更に招ことは誰もがわかる事です。増税前にやるべきことは名目GDPをあげるための金融緩和策、経済政策で、まずは税収を上げる政策を最優先に実施すべきです。即ち経済政策優先です。消費税「即」増税という民主党の政策とは一致ないことから離党という最終決断に至りました。
今後は、自らの政治信念に基づき当面、県議会では無所属で活動してまいります。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月19日
4月12日