あいさつでつながる絆 宮前地区連合町内会創立50周年記念シリーズその14 野川台自治会
「向こう三軒両隣。古い言葉だけど新しいよね」と笑顔でその大切さを語る。自治会の設立は1963年(昭和38年)。野川のほぼ中央に位置する野川台は、東急の開発によって生まれ、都心のベッドタウンとして多くの家族が移り住んで発展を重ねてきた。加入世帯は今年4月末現在で1088世帯。
今から5年前、西野川小児童の「地域の人とあいさつがしたい」という提案によって、取組みはじめたのが「あいさつ運動」。学校や行政とも協力し、児童の考えた標語が書かれた啓発ステッカーを製作したり、防犯パトロールでも積極的に声がけを行っている。「パトロールは、あいさつ運動と防犯とごみ拾いなど、色々兼ねています」とニコリ。年2回発行する自治会報の編集にPTAや親父の会、介護や福祉を中心としたボランティア団体「すずの会」なども協力。あいさつ運動をきっかけに、野川中生徒が福祉まつりなど地域行事への参加・協力につながるなど、地域の輪の広がりに役立っている。
町会費は1世帯あたり1カ月150円。「少ない予算でも皆で支えあえる自治会をめざしたい」。市の事業として高齢者などを地域全体で見守るしくみをつくる「地域支えあいマップづくり」にも「すずの会」とともに協力。「人と人のつながりの基本は、やっぱりあいさつから」。
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4月12日
4月5日