江戸時代は将軍家の鷹狩場。大正時代からは桜の名所として賑わい、現在の住所表記になる前の「大字土橋字花の台」(現在の宮前平第3公園付近)の字名が町会名の由来となっている。「このあたりは昔から桜が美しいところ。家々でもそれぞれが庭木やガーデニングを楽しんでいる。街中が花や緑であふれているのが自慢」と笑顔で話す。
会員世帯数は5101。早くからインターネットによる情報共有に力を入れ、イベントの報告や広報誌を掲載している。
会員の多くが会社勤め。東急電鉄の開発とともにマンションが増え、現在では会員の7〜8割を占めている。
花の台町内会といえば「クラブ活動の充実」を指す人も多い。子どもは少年野球や女子ソフトボール部。成人は美化クラブや社交ダンス部など9つが活動中だ。「子どもが入部すると、親御さんたちも積極的に部や町内会の運営に関わってくれるようになる」。
地域の協力のお陰で年間行事も充実している。なかでも盆踊りや運動会は子どもたちが楽しみにしており毎年盛り上がりを見せる。「皆で子どもを育てていこうとする風土が昔からあってね」と嬉しそうに微笑む。
定期的に実施している防犯パトロールは「安全確認はもちろん、まちを知り町会を知る良いきっかけになる。興味のある人は参加してほしい」と呼びかけた。
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