宮前ガバナンス7月号 連載寄稿 「ふれあいネット」の改善で、当選率の向上へ! 川崎市議会議員 石田やすひろ
ふれあいネットは、市民の利便性向上を目的に平成11年11月にスタートした公共施設予約システムです。電話やファックス、インターネットほか、区役所の端末で申込みが可能です。しかし申込みが多い施設は抽選となり、中々当選できないといった苦情がありました。例えばテニスコートなどの屋外スポーツ施設では、本年4月から6月までの抽選申込み件数が約12万687件、抽選倍率は8・5倍。また、平成23年4月から平成24年3月まででは、抽選申込みが43万9248件、倍率が8・6倍にもなっています。
この要因の1つに市民以外の抽選予約の申込みに制限がないことが挙げられます。利用料だけで済む市民以外の利用者からの申し込みが増えた結果、市の公共施設であるにもかかわらず、市民が使えなくなるのは税金を納めている身にとって不公平を感じるでしょう。
私自身も市議会の本会議でこれまで改善を求め発言してきました。
こうした声を受けた川崎市は、平成24年4月から、市内登録を優先した抽選申込みの実施に向けて、新しい利用者カードへの変換を実施しています。また有効期限を3年とし、種別を3種類から5種類へと変更、15歳以上という条件も加えました。
議会質問で改善を求め、一歩前身です。引き続き公共施設などの利用促進につながるよう、皆さんの声を市政に届けてまいります。尚、平成25年4月1日からは従来のカードは利用出来ないため、交換の手続きが必要です。交換期間は平成24年4月20日から平成25年3月29日までです。
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4月19日
4月12日