神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2012年7月27日 エリアトップへ

川崎市 風しん患者が急増 市は予防接種をを呼びかけ

公開:2012年7月27日

  • LINE
  • hatena

 川崎市内で風しん患者が急増している。7月23日現在で18件と、昨年の11件を大きく上回った。医療機関すべてが報告するようになった2008年以降で最多となり、市では早めの予防接種を呼びかけている。

 風しんは、ウィルスによる感染症で飛沫感染する。潜伏期間は2〜3週間で、主な症状は発疹や発熱、リンパ熱の腫れなど。小児期に感染を逃れても、成人になって罹患することがある。対策としては予防接種が最も効果的という。

 過去の届出数は、08年3件、09年1件、10年3件、11年11件。今年は7月23日現在で18件となっており、08年以降で最多。市健康福祉局では「理由は不明」と話すが、全国的に流行しており、人口が密集している首都圏では感染する可能性が高いという。

 厚生労働省では公費負担による制度で麻しん風しん混合ワクチン(MR)の2回接種を推奨しており、市の11年度の接種率は第1期(1歳児)95・5%、第2期(小学校入学前1年以内の幼児)90・3%、第3期(中学1年の年齢に相当する人)75・0%、第4期(高校3年の年齢に相当する人)65・3%。妊娠初期の女性がかかると、胎児が感染し、難聴や白内障などの障害を持った子どもが生まれる可能性がある(先天性風しん症候群)。接種歴がなく妊娠した場合は「人ごみなど感染しやすい場所へ出かけることを避けたほうがよい」という。

 市健康福祉局では「未接種や接種歴が不明の場合は、実費となるが接種したほうが良い。家族に妊娠の可能性がある人がいる場合は早めに」と呼びかける。予防接種の問い合わせは宮前区役所保健福祉センター地域保健福祉課(【電話】044・856・ 3254)まで。
 

宮前区版のローカルニュース最新6

落ち葉の活用案、続々と

落ち葉の活用案、続々と

市長と市民で車座集会

3月28日

防災テーマに400人

白幡台第1公園

防災テーマに400人

第13回ふれあいまつり

3月26日

花まつりに奉納演奏

花まつりに奉納演奏

4月8日 等覚院

3月25日

窓口を臨時開設

窓口を臨時開設

30日 宮前区役所

3月23日

川崎駅前で出陣式

横浜DeNAベイスターズ

川崎駅前で出陣式

東投手ら精鋭が抱負語る

3月22日

統一地方選の記録を作成

川崎市選管

統一地方選の記録を作成

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月22日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

  • 2月23日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook