宮前平中駅伝部 市大会を連覇 あす県予選、初の全国めざす
10月27日に開かれた第66回川崎市中学校駅伝大会・男子の部で、市立宮前平中学校(香山哲哉校長)が1時間1分13秒の大会新記録で優勝した。同校の優勝は2年連続2回目。チームは明日10日に横浜市で開かれる県大会で、目標としている全国大会出場をめざす。
選抜部員が力を結集
今大会には市内53校が出場。多摩川河川敷の古市場陸上競技場とマラソンコースを会場に、19・95Km6区間で争われた。宮前平中の優勝タイムはこれまでの記録を1分38秒縮める1時間1分13秒。1区を1位とほぼ同着の2位でたすきをつなぐと、2区から首位にたち、最終6区では2位の西中原中に54秒差をつけて優勝した。キャプテンの秦涼輔さん(3年)は「練習通りの走りができた」とレースを振り返る。
同校の駅伝部は男子18人、女子12人。男女とも、それぞれ別の部に所属しながら、二足のわらじで練習を重ねてきた。陸上1500メートル走の県代表として今年8月の全国大会にも出場した秦さんは「個人走では得られない達成感が駅伝の魅力」と話す。顧問の戸井田晋教諭も「大会で走れるのは6人(エントリーは9人)だが、応援など出場選手をサポートしてくれる部員の力も大きい」と、チーム全体での連覇達成を強調する。
昨年初優勝して臨んだ県大会は4位。全国大会への出場権が得られるのは優勝チームのみで、1位から4位は関東大会へと進む。「去年は関東大会25位という結果だった。今年こそ県優勝を果たして全国に行きたい」と秦さん。県大会はあす10日、横浜市金沢区の横浜八景島・海の公園周回コースで午前11時15分スタート(女子の部は10時)。全国大会は12月16日に山口県山口市で開かれる。
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4月12日