一般の人々から寄せられた短編の詩を読みながら、命の大切さや優しい心の大切さを伝える朗読会が11月28日、区内西有馬小学校で行われた。
対象は小学校5〜6年生。『たったひとつの命だから』から始まる詩に込められたメッセージに会場からは涙ぐむ子どもが多く見受けられた。生徒のひとりは「昨年おばあちゃんが亡くなってとても悲しかった。でも、詩を聞いていたら皆も悲しい思いをしているんだって分かりほっとした」と話していた。
同会は、「ワンライフプロジェクト」と呼ばれる活動で、いつも笑顔で明るく元気に生きていける環境作りを、朗読を通じて育ぐんでいる。2006年、福岡県から始まった同プロジェクトは広がりを見せ、現在では日本各地で朗読会が行われている。西有馬小では飯沼教頭の呼びかけのもと実現した。
朗読をした北原佐和子東京支部代表は「詩の情景が浮かぶよう心がけて話している。小学生のうちに本当に大切なことを感じてもらえたら嬉しい」と話した。
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