市政報告 「生きる力」育む学童保育 川崎市議会議員 石川けんじ
「ただいま!」「お帰りなさい」。学童保育は、保護者の就労などで、帰宅しても保護者がいない小学生の放課後の生活の場です。全国2万カ所以上、その数は毎年増え続けています。
しかし、川崎市では10年前、全児童対象の「わくわくプラザ」を始めるからと、115カ所あった公設公営の学童保育を全廃しました。それでも、保護者の運動によって自主的に学童保育が立ち上げられ、現在は市内9カ所、宮前区には3カ所あり、行政の財政支援のない中、保護者・OBによって運営されています。
その1つ、「花の台学童ホール」(有馬)の指導員に学童保育での生活について聞いてみました。「帰ってくる子どもに宿題をやるよう促したり、遊んだり、2・3年生が1年生に掃除を教えてあげたりもします」と楽しそうに語ってくれました。「最近、放課後の時間が短く、のびのびと遊ぶ時間が減ってきている。1年生も大変」と心配するのは、28年のベテラン指導員。こども達を取り巻く環境は、ますます厳しくなっています。過度な競争、いじめなどたくさんの荷物を背負っています。学童保育は、大人がしっかり見守る中で、こども自身が「生きる力」を養うことのできる場です。学童保育への市の支援を実現し、わくわくプラザと共に充実させたいと思います。
日本共産党川崎市議会議員(宮前区) 石川けんじ
〒216-0024 川崎市宮前区南平台18-15
TEK:044-978-0456
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4月26日
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