宮前ガバナンス4月号 〜予算審査特別委員会で論戦〜 連載寄稿 児童の通学路の安全対策を急げ! 川崎市議会議員 石田やすひろ
昨年起こった京都府亀岡市を始め、全国で通学児童を巻き込む痛ましい事故が多発、1月には国が通学路の緊急点検を行い、対策必要カ所数を全国で7万4483カ所と発表しました。川崎市議会でこの問題を取り上げ、対策を求めました。
川崎市教育委員会によると市内の必要対策カ所は279。順次対応するとともに子どもたちを見守る地域交通安全員をこれまでの87カ所に加え13カ所分の増設を見込んでいるとのことです。また279カ所の内、ハード面の対策を実施する必要があるのは131カ所。平成24年度末までに42カ所の対策を実施し、平成25年度は82カ所の対策に取組む計画です。
しかし、改善のため協働して行わなくてはならない局間の調整と協議が未だに行われていないことがわかりました。子どもたちの安全を守ることに当然、『待った』はなしです。早急に、関係機関と連携し取組まなければなりません。
宮前区では地域のPTAなどが主体となり、昨年8月、独自の調査結果をまとめました。対策を実施する必要がある箇所は市道菅生713号線を始め14カ所。区役所に改善要望書を提出しました。平成25年度にはこの14カ所に対して路側帯内のカラー舗装と横断防止柵設置を設置する予定とのことです。安全な通学路は市民の強い願いです。
予算審査特別委員会では、この点をふまえ、未だ対応していない箇所の早急な対応を求めました。市内279カ所の改善は火急の課題です。これからも子どもたちが安心できる環境づくりを求め、訴えていきます。
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4月19日
4月12日