稗 原 響け、子ども太鼓 寄付募り、新調
稗原地域の子ども用太鼓と山車(だし)が新調され、今月15日に八雲神社で奉納神事が行われた。
当日は関係者、来賓あわせておよそ60人が参加した。小泉直穂宮司が祝詞(のりと)を捧げ、参加者が柏手を打って奉納を祝った。新しい和太鼓は直径2尺(約60cm)。山車は長さ130cm、横90cm、高さ60cmで、いずれもケヤキ製。稗原太鼓・神輿保存会(大木正会長)によると、これまで使用していた太鼓と山車は昭和27年に、藤田源蔵氏をはじめとした地元有志によって神輿とあわせて寄進されたもの。傷みが激しく、同地域の交流団体「長栄会」が今年創立50周年を迎えるのを機に、自治会のほか地域に寄付を募って新調した。寄付金の合計は370万円。東日本大震災の被災地支援の意味も込めて、宮城県大崎市にある太鼓店に発注製作した。
同保存会の大木正会長は「皆さんの多大な寄付によって立派な太鼓と山車が出来上がった。7月と10月の例大祭で子どもたちに引いてもらい、稗原の祭りがより一層盛り上がれば」と、関係者に感謝の言葉を述べていた。
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4月19日
4月12日