野川亀ヶ谷さん 私設体育館の建設進む 「地域の交流拠点に」
区内野川で不動産仲介業を営む亀ヶ谷修さん(59)が同地区のスポーツ振興に役立ててもらおうと、私設体育館の建設を現在進めている。代々暮らす同地区への「恩返し」として、子どもから高齢者まで幅広い世代がスポーツで交流できる施設をめざす。
建設地は亀ヶ谷さんの自宅前で、これまで駐車場として使われていた土地。亀ヶ谷家は野川で代々続く旧家で、祖父は温室花栽培、父親はゴルフ練習場を営んでいた。「私も今年で還暦を迎える。地域に恩返しができる活用方法を考えていた」ことが建設のきっかけ。また、亀ヶ谷さんは不動産仲介業のかたわら、県体育協会副会長や市スポーツ協会副会長、県ゴルフ協会副理事長などスポーツ関係の要職にも就いており、「野川は高齢者施設が多い一方、マンションが増え、子どもも増加している。幅広い世代が交流できような施設に」と、スポーツを通じた交流拠点を構想する。
鉄骨造一部2階建て。延床面積は約693平方メートルで、1階はバスケットボール1面がとれる広さ。天井は吹き抜けで、一部ある2階には高齢者向けのトレーニング器具も置く計画だ。利用料をもらって個人や団体に貸し出す貸館事業と、NPO法人や市スポーツ協会と連携した各種スポーツ教室の実施なども考えている。
オープン予定は10月14日の「体育の日」。料金や種目など利用に関する問合せ、申込は8月開設予定のインターネットホームページなどで受け付ける。
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4月19日
4月12日