市民団体主催 「さよなら原発」上映会 市内3会場で
原発の是非を巡って民主主義や住民自治のあり方を考えて――。市民団体が映画『渡さされたバトン〜さよなら原発』の上映会を9月10日、26日、27日に市内3会場で開く。原発再稼働を巡る議論のなか、主催者は映画を通じて問題を投げかける。
上映会を企画・主催するのは市民でつくる「渡されたバトン」川崎市上映実行委員会。メンバーの田中国雄さんは「例えば、浜岡原発で何かあれば、川崎市民にも様々な影響が及ぶ。原発の是非については色々な考えがあるだろうが、誰もが問われている問題だということを映画を通じて改めて考えてほしい」と訴える。
この作品は、原発建設の是非をめぐり、30年以上住民同士が対立し、住民投票で「反対」を選択した新潟県の巻町(現新潟市西蒲区)の実話を映画化。スクープ記事で東北電力巻原発計画を知った町民が推進派と反対派に分かれて対立し、町や家族が変わる様子を描いている。監督は池田博穂さん。ジェームス三木さんが脚本を手がけた。
田中さんは「民主主義、住民自治のあり方に対する問いかけでもあり、考える機会になれば」とも話す。
上映は▽9月10日=エポックなかはら(【1】午前10時30分【2】午後2時【3】午後7時)▽9月26日=麻生市民館(【1】午前10時30分【2】午後2時【3】午後6時30分)▽9月27日=サンピアンかわさき(【1】午前10時30分【2】午後2時30分【3】午後7時)。一般前売り1000円(当日券1500円)、小中高生は前売り・当日券とも800円。
申し込み、問い合わせは平沢清一さん(【携帯電話】090・4135・2569)。
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4月19日
4月12日