市政報告 小さな声を市政に反映「児童・生徒の医療的ケア支援」が実現 川崎市議会議員(公明党) 山田はるひこ
小さな声を聞く力!それを市政に反映すること―これは私の議員としての信条の1つです。
それがこの度、教育現場で実現しました。内容は小中学校の看護師による医療的巡回ケアの実施です。
例えば糖尿病を抱える子どもがいるとします。定期的なインシュリン注射が必要で、毎日保護者が付き添いサポートしなければならない。保護者にとって子どもが第一であることは当然ですが、1日も気の休まる日がなく、精神的な負担や就労機会が得られない経済的な負担は少なくありません。そこでその一部の負担でも軽減できないか、と22年度の議会で質し、全国に先駆けて24年6月から看護師が週に1度小中学校を巡回し、医療的なケアを実施することとなりました。(看護師による医療的ケア支援事業)。
この声は市内では一握り、該当するのは十数人程度です。しかし、市民が安心して暮らせる市政を進める上で、少数だからと見過ごしてはならないことです。
エスコートゾーンの設置を
現在、進めているのが、視覚障がい者が安心して横断歩道を歩けるようにする誘導ブロック、エスコートゾーンの設置です。都内に400カ所以上設置されたものが、市内では1カ所もありません。この件に関して先の議会で市を厳しく質しました。結果、市から「所管する県警と連携を図り、関係局区と課題解決に向け検討する」との答弁を得ました。
これからも、市民にとって大切な「小さな声」を市政に活かしてまいります。
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3月22日
3月15日