学園祭「聖医祭」の実行委員会委員長として企画に取り組む 久保田 隆文さん 菅生在住 24歳
医の楽しさ外に伝えたい
○…11月2日・3日に行われる聖マリアンナ医科大学の学園祭実行委員長として総勢60人の実行委員を取りまとめる。「これまでは医大生向けの企画が多かったが、今年は開かれた学園祭を目指しました。地域の方々にも遊びに来てほしいです」。今年のテーマは『かつてない医の面白さを』。メインイベントに、元陸上競技選手の為末大さんの講演会「運動と医学の関わりについて」や脳科学者の池谷裕二さんによる音楽と脳の関係性など、親しみやすい企画を考えた。「普段、感じることの少ない医の驚きや素晴らしさを体験してもらえたら」。
○…群馬県太田市生まれ。歯科医の父母の影響から歯科大に入学したが、脳について学びたくなり医大へ再入学した。なぜ、人は生きているのか、考えるのかといった未知の世界を学べる医学の授業が「楽しくて仕方がない」とほほ笑む。将来の夢は「医学を探求する研究者か人を助ける医師、どちらに進むか、これからゆっくり考えていきたいです」
○…本と音楽、旅、建築、料理が好き。「わりと凝り性」で料理は食材やテーマを決めてフルコースを作ることも。「独り暮らしの友だちがたくさんいて宮前区は第2の故郷のよう」。学園祭ではロックとジャズを融合させたバンドにギター奏者として出演する。学園祭まであともう少し。「楽しみながら、でも全力で演奏します」。意欲は十分だ。
○…「都内の大学に比べて交通の便が悪い。認知度をもっと上げたい」との思いから、地域の人に来てもらう活動を意識的に行ってきた。ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアをはじめ、菅生自治会や区の医師会にもPRを依頼した。「皆さん、心良く話を聞いてくれました」と感謝を述べる。自分たちだけでは難しいことも他者の力が加われば可能になることを学んだ。「学園祭後も地域に貢献できることを考えていきたいです」
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4月12日
4月5日