神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2013年11月15日 エリアトップへ

宮前ガバナンス11月号【2】 連載寄稿 やればできる交通不便のない都市 川崎市議会議員 石田やすひろ

公開:2013年11月15日

  • LINE
  • hatena

 福岡市の人口は150万人余りです。行政区は7区あり、145万都市川崎とほぼ近い都市形態です。

 しかし、福岡の都市には、交通不便地域といわれているエリアはほとんど存在していません。そこでは、実に魅力的な施策が展開されていました。福岡市内には、市営バスの存在は見られず、全て民営バス事業者である西鉄バス、昭和バス、JR九州バス等で市内全域をカバーしています。

 福岡市も確かに、不採算路線の廃止と縮小が相次ぎ、真に必要な地域での公共交通の衰退が課題となっていた時期がありました。

 そこで、動きだしたのが福岡市議会です。平成22年3月に「公共交通空白地等及び移動制約者に係わる生活交通の確保に関する条例」を議員立法で制定し、空白エリアを解消する動きにでたのです。

 条例の目的は、「市民、市民団体及び公共交通事業による主体的な取組みを促進することにより、すべての市民に健康的で文化的な最低限度の生活を営むために必要な移動を保障し、よって地域社会の再生を目指すこと」としています。市は赤字路線に対して、年間5000万円程度の補助を支出し、補てんしています。

 一方、川崎市の交通事業会計への一般会計からの補助額は、13億円余です。実に福岡市の26倍もの金額をバス事業に補てんしています。

 同程度の人口規模の福岡市にあって、川崎市に出来ないはずはありません。この条例を研究し議会サイドから、問題解決に向けて動き出してもいい。官から民への行財政改革も併せて急がなくてはなりません。
 

川崎市議会議員 石田やすひろ

川崎市宮前区馬絹531-2

TEL:044-861-6870

http://www.ishidayasuhiro.com

宮前区版の意見広告・議会報告最新6

災害に強い川崎へ!(上)

宮前ガバナンス4月号 連載寄稿

災害に強い川崎へ!(上)

〜かわさき強靱化計画〜川崎市議会議員 石田 やすひろ

4月19日

24年度予算、未来に向け推進

県政報告

24年度予算、未来に向け推進

県議会議員(自民党)持田文男

4月12日

菅生保育園敷地の将来的活用について

市政報告Vol.48

菅生保育園敷地の将来的活用について

川崎市議会議員 矢沢たかお

3月29日

一年間の議会活動を振り返る

市議会報告  あしたの川崎・日本維新の会川崎市議団

一年間の議会活動を振り返る

 高戸ともこ

3月29日

若年性認知症の支援体制の強化

一人によりそう。明日へつなぐ。 市政報告

若年性認知症の支援体制の強化

公明党川崎市議会議員団 田村しんいちろう

3月29日

「市民(あなた)の視点」で市政改革!!予算審査特別委員会での質問報告!

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook