川崎フロンターレ 「今年こそタイトルを」 新体制発表会見で決意
新ユニフォームをまとった新入団選手ら
サッカーＪ１の川崎フロンターレは11日、ミューザ川崎シンフォニーホール（幸区）で２０１４年の新体制発表会見を行った。武田信平社長や風間八宏監督、新入団選手らが出席。詰めかけたサポーター１７００人を前に、念願のタイトル獲得を誓った。
「Ｊリーグ、ナビスコカップ、天皇杯、アジアチャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）のうち、少なくとも１つタイトルを獲る」。武田社長が今シーズンの目標を宣言すると、会場を埋めたサポーターから喝さいが沸き起こった。
「今年こそ、願いを叶えたい。それはタイトルを獲ること」。就任３年目を迎える風間監督も、独特の言い回しで力強く宣言した。
新加入は６人。元日本代表フォワード・森島康仁選手（前大分トリニータ）や、球際の強さに定評のあるパウリーニョ選手（前栃木ＳＣ）、またフロンターレの下部チーム出身で、阪南大学から可児壮隆選手も加わった。可児選手は「中高の頃から等々力のピッチに立つのが夢だった。タイトル獲得に向け頑張りたい」と目を輝かせた。風間監督は「これだけのメンバーが揃った。質をとことん求めて、厳しくやっていきたい」と決意を述べた。
２０１４年のクラブキャッチフレーズは「ＯＵＲＳ」（英訳で「私たちのもの」）。「勝利は選手の力だけで掴み取ることはできない。スタッフ、サポーター、ボランティア、スポンサー、そして川崎市が一体となって初めて掴み取ることができる」と武田社長。
その姿勢は、新ユニフォームのデザインにも表れている。ホーム仕様はフロンターレブルーを基調とした市松模様で、枠内に市内７区のシンボルマークを散りばめ、川崎市が一体となってタイトルに臨むイメージとなった。
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