さぎ沼商店会 まちゼミ始まる 「プロの技」無料で
オーナーからグローブ作りを学ぶ参加者
地元商店が持つ専門的な技術、知識が無料で学べるさぎ沼商店会（築野千明会長）のまちゼミ「さぎぬまぷらっとゼミナール」が11日から始まった。25店舗が28講座を用意、すでに定員を超える人気講座もある。「改めて地域の皆さんとコミュニケーションをとるきっかけになっている」と築野会長は手応えを感じている。
まちゼミは愛知県岡崎市発祥の地域活性化イベント。地域の商店主らが講師となり、セミナー形式でプロの技術などを住民らに無料で提供する。商店を知ってもらうことを主旨とし、商行為は原則禁止となっている。
川崎市では昨年11月、幸区の日吉商店街連合会が開催。さぎ沼商店会は２カ所目の開催となるが、25店舗、28講座という規模は近隣屈指とのことだ。
講座内容は布団と目覚めや料理、漢方など様々。11日に行われた人気講座の１つ、グリーンスポーツが開いた「親子で楽しむグローブ作り」では５組10人の親子が参加。参加した宮内翔英くんは「楽しかった。自分で作ったグローブでもっと野球を頑張りたい」と話した。同店の角田忠久社長は「地域の子どもたちに楽しんでもらえてよかった。最近は低学年のスポーツ人口が減少している。これをきっかけに少しでもスポーツに興味をもってもらえれば」と話した。
参加者募集中
31日まで開かれる同イベント。講座によっては現在も参加者を募集中だ。
詳細は「さぎ沼まちゼミ」（http://saginuma-machizemi.com/）で検索。
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