土橋町内会 認知症予防カフェが人気 毎回50人以上が参加
認知症予防に地域交流を―。土橋町内会(柴原忠男会長)が主催する「土橋カフェ」が話題を呼んでいる。
開催は毎月第1水曜日。土橋会館(宮前区土橋2の13の2)で開かれ、毎回50人ほどの参加がある。今では市内外のボランティア団体が見学に訪れるという。
カフェの目的は、独り暮らしの高齢者にコミュニケーションの場を提供し、認知症予防につなげること。また、独居だと届きにくい情報の提供や支援の輪を広げることにある。柴原会長は「気軽におしゃべりを楽しみ、認知症の予防につなげてほしい」と話す。
内容は医療・介護・福祉について知識を得ることができる30分ほどの簡単な講和と、レクリエーションや茶飲み話ができる自由時間。参加者らは各々会話を楽しみ、仲間をつくっているという。
カフェ開催のきっかけは昨年区役所保健福祉センターで行われた認知症予防講座に土橋町内会の会員が多く参加していたこと。その時、講師を務めていた高橋正彦医師が「関心が高いのであれば」と参加した土橋町内会の柴原会長らに持ちかけた。
好評の土橋カフェだが、課題もある。「月に1回の開催ではまだ十分ではないし、スタッフも不足している。今後、地域でどう取り組むかが大事」と柴原会長は話した。
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4月26日
4月19日