高津区と宮前区が合同パトロール 防犯に住民の力を活かす
区境における防犯強化を目的とした高津区・宮前区合同パトロールが5日、梶ヶ谷周辺で行われた。この合同パトロールは高津区と宮前区のボランティア団体などで組織される「安全安心まちづくり推進協議会」の主催で2009年から実施されている。2006年9月に第2梶ヶ谷架道橋で女性が殺害された事件を機に、区境の防犯強化を目的として始まり、今年で4回目の実施となった。
当日は両区の防犯ボランティアや近隣の町内会・自治会、PTA、区役所、警察署などの防犯関係者ら150人が参加。JAセレサ梶ヶ谷ビルでの出発式後、第2梶ヶ谷架道橋ほか4コースに分かれて歩き危険個所のチェック、住民への防犯啓発活動を行った。
今年は高齢者を狙った犯罪が増加しているとして、振り込め詐欺やひったくりの注意喚起を促すチラシを各戸に配布するなど、初めての試みも見られた。
宮前区防犯協会の手塚睦男会長はパトロール後「地域の住民が防犯活動に参加することが犯罪の抑止につながっている。今後も1人でも多くの方に関心を持って参加してもらえるように、活動を続けていきたい」と話していた。
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4月26日
4月19日