宮前区版 掲載号:2014年2月28日号 エリアトップへ

宮城県東松山市の仮設住宅で被災者に手作りの雛人形の作り方を教えた 河野 悦子さん 鷺沼在住 67歳

掲載号:2014年2月28日号

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手作り雛人形で広がる輪

 ○…今月19日、東日本大震災の被災地、宮城県東松山市の仮設住宅を訪れ、被災者とともに手作りのひな人形を作った。2011年に東日本大震災の支援活動として温泉旅館で作っていたひな人形を紹介する新聞記事を見つけ、同旅館を訪れ作り方を教わった。2012年には作りためたひな人形を福島県会津若松市に送った。しかし「送るだけじゃなく現地に行って顔を合わせたい」との想いがくすぶっていた。今回、その想いが実現した。「自分の好きなことで誰かの役に立てるのは素敵ですね」

 ○…ひな人形の寄贈は被災地だけではない。日頃からこつこつ作り続け、昨年は200体を宮前区に、今年は同じく200体を高津区に寄贈した。贈ったひな人形は保育園や小学校などの施設に飾られるという。「近所の子どもが喜んでいたと人づてに聞くこともある。本当に嬉しい」と優しくほほ笑む。この他、姪が営む鎌倉の喫茶店で外国人観光客にお土産としてプレゼントしている。「人知れず、楽しみでやっていることが徐々に広がっている。自分でもびっくり」

 ○…人形作りはもの心ついた頃から。紳士服の仕立ての仕事をする父の隣で見よう見まねで始めた。「夕食に呼ばれても完成するまで動かなかったほど熱中していた」という。手先を使うことが好きで、学生時代も手芸部に所属していた。一方で体操部や柔道部に所属し、汗を流していた。「根はおてんばなのね」とニコリ。

 ○…「今後もきっと、ずっと作り続けていく」。今の目標はあと5年で川崎市内の7区全部にひな人形を寄贈すること。「自分の母や祖母が身に付けていた帯を使って作った思い入れのある品。たくさんの人に届けば嬉しい」と表情を和らげる。「地道に長くコツコツと。震災支援だけでなく、日本文化を世界に広げたい」。そんな想いを胸に、これからもひな人形を作り続けていく。

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