川崎市観光協会は3月4日、富山県氷見市観光協会と友好提携を結んだ。調印式は川崎区駅前本町の川崎商工会議所で行われた。
川崎市側から斎藤文夫会長▽深瀬幹男副会長▽青木茂夫専務理事▽中村健川崎市経済労働局産業振興部長▽小泉幸洋川崎商工会議所専務理事――の5氏、氷見市側から松原勝久会長▽杉木克己副会長▽澤武功三朗専務理事▽中野善宏事務局長▽京田賢氷見商工会議所専務理事――の5氏が出席した。
両市は06年、氷見生まれで「京浜臨海工業地帯開発の父」と呼ばれた実業家・浅野総一郎の生涯を描いた映画『九転十起の男』の製作をきっかけに交流が始まった。市役所や商工会議所では職員の人事交流が行われ、毎年1月には氷見市の寒ブリを味わう懇親会(川崎商工会議所工業部会主催)が開かれている。毎年秋のかわさき市民まつりにも氷見市は出店し、特産品を販売している。
来春、北陸新幹線の富山県への延伸開業で両市の距離が近くなることから観光や文化での交流をより活発にしようと、氷見市側からの申し出があり、締結に至った。締結を受け、川崎市観光協会は4月下旬に記念ツアーを開催し、現地を訪れる。
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