川崎市議会は、議会中継を普及が進むスマートフォンやタブレット端末でも視聴可能にするため、このほどホームページをリニューアルした。議会の録画中継も1定例会から4定例会分に拡大、検索機能も追加した。議会局では「より多くの市民に見てもらい、議会への関心を持ってもらいたい」としている。
神奈川県内の市議会では、一部地域を除き、インターネットなどで議会中継を行っているが、スマートフォンやタブレット端末に対応していたのは横浜市と南足柄市の2市のみ。川崎市では、普及が進むスマートフォンやタブレット端末でも視聴を可能にするため、ホームページを変更した。市民の視聴機会を増やし、市議会に対する関心や理解を高めるのが狙いにある。
リニューアルに合わせ、「会議名」「会派名」「議員名」から見たい映像を検索できる機能を追加。合わせて録画中継もこれまでの1定例会分から、過去1年間の定例会(4回分)が視聴可能になり、いつでも過去の議会中継を見ることができるようになった。
川崎市議会のインターネット中継は、10年前から。主に本会議や予算審査特別委員会、決算審査特別委員会の審議の模様をライブと録画で放映。録画については2日後から会期終了後約3カ月間掲載していた。
議会のライブ中継のアクセス数は、一昨年は年間4760件、録画中継は7778件だった。昨年は、新市長が誕生し、議会の注目度が上がったことなどからアクセス数は急増。昨年はライブ中継が3万4006件、録画中継が19万293件と上昇した。今年は、スマートフォンやタブレット端末に対応したことでさらにアクセス数が増加するとみている。「仕事などで議会の傍聴が難しい方や若い層などに利用していただき、身近な問題を扱う市政にもっと関心をもってもらいたい」と議会局。
市議会映像配信ページは(http://www.kawasaki-council.jp/)
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