神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2014年5月23日 エリアトップへ

体験会で「杖」サッカー普及を 障害者と健常者共に楽しむ

社会

公開:2014年5月23日

  • LINE
  • hatena
当日の参加者と地元チームメンバーら
当日の参加者と地元チームメンバーら

 事故などで腕や脚を失った人がプレーできる杖を使ったサッカー「アンプティサッカー」の体験会が18日、区内犬蔵の市消防訓練場体育室で行われた。区内でアンプティサッカー単独の体験会は今回が初。「障害者、健常者が一緒に楽しめる競技として普及させたい」と主催者は話す。

 主催は障害者を含め、広く市民のスポーツの場づくりを進めているNPO法人ファンズアスリートクラブ(井上秀憲代表)。

 アンプティとは「四肢のいずれかを切断した人」という英語。アンプティサッカーはこの腕や脚を失った人が金属製の医療用の杖を使って行う競技で、ワールドカップも開催されている。宮前区では全日本選手権が毎年行われている。

 体験会当日は障害者と健常者関わらず小学生から40代まで17人が参加。全日本代表選手も在籍する地元チームアウボラーダ川崎の選手の指導の下、杖を使って「歩く」「走る」「蹴る」などの基本動作を練習した後、選手らとミニゲームを楽しんだ。

 参加した事故で脚を失った市内の児童はアンプティサッカーを楽しんだ様子で、体験後「チーム(アウボラーダ)に入りたい」と話した。

 同競技の普及を目指す井上さんは「障害者、健常者が一緒に楽しめるスポーツ。今後も普及に向けて体験会を開いていく」と話した。

 尚、同NPOでは来年3月、市イメージアップ事業ハンディキャップスポーツフェスタを企画している。

宮前区版のトップニュース最新6

県庁で凱旋公演

インクルーシブ合唱団

県庁で凱旋公演

手話と歌で音楽表現

3月29日

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

間もなく3カ月 啓発に力

3月29日

11年ぶり、全面刷新

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新

利便性、視認性を向上

3月22日

50年と未来を表現

川崎北高校

50年と未来を表現

記念ソングとロゴ作成

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

 市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

最優秀賞に西野川小

市PTA広報コンクール

最優秀賞に西野川小

紙とデジタルを駆使

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月22日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

  • 2月23日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook