宮前消防署(並木努署長)は4日、区内水沢のガソリンスタンド「Dr.Driveひえばら店(株式会社ENEOSネット)」で、危険物火災の消防訓練を実施。
危険物安全週間(6月8日から14日)に伴い、危険物火災発生時における各消防隊員の連携の強化と消火技術の向上、石油類などの危険物を扱う事業所の自主保安体制の確立が目的。
ガソリンスタンドの従業員が給油中に誤ってガソリンを撒いてしまい、何らかの原因により着火。従業員により119番通報、消火活動、避難誘導を実施したが初期消火に失敗したため、普通乗用車に引火、延焼拡大したという想定のもと行われた。当日は隊員14人が参加し、危険物火災に対して最良の対応とされる泡消火薬剤による消火訓練を行った。
並木署長は「ガソリンスタンド火災などの危険物火災は一度火が上がると対応が難しい。最良の対応である泡消火薬剤による消火訓練もなかなか行うことができないので、このように区内の事業所の協力を得て訓練ができるのは非常にありがたい。これからも地域の安心、安全のために訓練をしていきたい」と話した。
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