宮前区内の振り込め詐欺被害が増加している。6月16日現在の被害件数は昨年同時期より14件増の20件、被害額は同じく約1740万円増の約4380万円となった。
6月16日現在の川崎市内の振り込め詐欺被害件数は91件。被害額はおよそ1億9981万円。昨年の同時期と比べると件数は33件の増だが、被害額は3275万円の減となった。
件数の増加は還付金詐欺が昨年0件だったのが、今年に入って26件になったことが主因。この傾向は直接犯人が被害者に合う危険を避け、ATMから振り込ませる手口に移行したためという。被害額の減少は被害が増えた還付金詐欺が少額を狙う手口であるためと、昨年は架空請求詐欺で高額被害が出たためとしている。
その中、宮前区では市内最多の20件が発生。昨年なかった還付金詐欺被害が6件あったことに加え、オレオレ詐欺が昨年から10件増えてしまっている。被害額も今年1件で3000万円の被害があった中原区に次いで2番目に高い。
区内の被害増加に対して宮前署は「昨年に比べて通報が増えている。一概には言えないが、ベッドタウンとして狙われている可能がある」とし「金銭が絡む電話には十分注意を」と警戒を呼び掛けている。
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