安心して相談できる「かかりつけ薬局」を 薬剤師会会長 伊藤啓氏が語る
この記事をお読みになっている一般の方は一般用医薬品（ＯＴＣ医薬品）がリスクごとに販売が規制されていることをご存じでしょうか。平成26年６月12日より、医薬品の販売規制に関する薬事法及び薬剤師法の一部が改正され、薬局で調剤後に使用される処方せん医薬品の他に一般用医薬品がリスクに応じて分けられ要指導医薬品、第一類、第二類、第三類医薬品と定められました。
医薬品は有効性とともに副作用というリスクを有しており、また他の医薬品やサプリメント・食品も含めて飲み合わせについても薬剤師の的確な助言・指導等に基づいて安全に使用されることが重要です。新設された「要指導医薬品」は医師が処方する医薬品の次にリスク分類され、インターネット販売は規制をうけ、薬剤師による「対面販売と薬学的知見に基づいた情報提供」による販売と安全な使用が明確化されています。
宮前区薬剤師会では処方せん調剤に関わる薬は「おくすり手帳」や新たな取り組みとして行っている「電子おくすり手帳」を通じて、医師・歯科医師をはじめ医療に従事する方々と情報を共有し重複や相互作用を防ぎ安全な使用に尽力してきました。今後は要指導医薬品や一般用医薬品も含め、どのような医薬品でも区民の皆様が安心して購入・相談できる「かかりつけ薬局」の構築を図って参ります。
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
＜PR＞
