5月27日付で宮前防犯協会の会長に就任した 篠田 勝夫さん 東有馬在住 72歳
交通事故ゼロを目指して
○…交通事故のない安全なまちづくりのために街頭キャンペーンや広報活動をおこなう宮前交通安全協会の会長に5月27日付で就任した。支部長や副会長を歴任し、地域に密着した活動を続けてきた。今回の就任については「順番でまわってきただけだから」と謙遜しながらも「役についたからにはしっかりやる。交通事故ゼロを目指して活動を広げていきたい」と気を引き締める。
○…今年1月には交通功労者に贈られる『緑十字金章』を受章した。地域の交通安全のために尽力してきた成果が認められたことに対して「最高の章をいただいた。これまで以上に頑張らないとね」と笑顔とともに決意の表情を見せた。会長としては今年に入ってから多発している二輪車の死亡事故に警鐘を鳴らす。「街頭指導や点検に力をいれて1件でも事故を減らしたい」と熱く語った。
○…50年以上も続く「篠田植木」の代表取締役としての顔も持つ。46年前、有馬地区で区画整理が行われた際には、鷺沼から野川にかけてのバス通りの街路樹の植栽にも携わった。「宮前に来た人に緑の多い街ですね、と言われたときは本当に嬉しいね」とほほ笑む。同協会の活動に加え、植木組合の顧問や農協の理事も務める。そんな多忙な日々だが4年前に夫人が倒れてからは炊事、洗濯など家事を一手に請け負ってきた。今では2人で近所に花の写真を撮りに散歩にでかけるまでに回復。夫人への恩返しを楽しんでいる。「大変だったけどその分妻との時間も増えた」と優しい笑顔を見せる。
○…区内の小学生が交通指導員を務める『少年交通指導員』や鷺沼駅前で街頭キャンペーンをおこなう『宮前関所』など、区民に同協会の活動を広めるイベントを積極的に企画していく。「まだまだ協会の活動を知らない人も多い。区民一人ひとりが交通安全について考えるきっかけづくりをしていきたい」
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4月12日
4月5日