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秋から始める花粉症対策鼻水・鼻づまりに高い効果の『レーザー治療』 取材協力/東有馬「菅野耳鼻咽喉科」
毎年春先に猛威を振るう花粉。花粉症は症状が出る前の秋からの対策がカギとなる。その有効な対策の一つとして注目を集めているのが「レーザー治療」だ。レーザー治療をいち早く導入し、平成16年から今年9月までで5820件以上の施術を行ってきた東有馬の『菅野耳鼻咽喉科』(菅野澄雄院長)に話を聞いた。
『レーザー治療』とは
レーザー治療とは鼻の粘膜にレーザー光を照射し、アレルギー反応を抑える治療だ。従来の内服薬による治療に比べ、鼻づまり・鼻水・くしゃみなどの症状の緩和に非常に高い効果と、持続性が期待できるという。「痛みや出血もほとんどなく、安心して治療をうけていただけます」と菅野院長。
治療の流れ・料金
治療は綿棒とガーゼを使って麻酔をし、両鼻で10分程度レーザー照射を行う。全体を通して1時間ほどで終わる。特に鼻づまりには高い効果があり、スギ花粉やハウスダスト等による過敏症状も抑えられるという。統計調査によると効果の持続期間は平均2年間と言われている(※個人差有り)。保険が適用され、費用は3割負担の人で1回につき9000円程度で治療をおこなえる。
『舌下免疫療法』も準備中
舌下免疫療法はアレルギーの原因となるアレルゲンを少しずつ投与し、身体を慣らして症状をやわらげる治療法。治療には3〜5年と長期間かかるが、スギ花粉に対するアレルギー体質を長期間和らげたり治すことが期待できるという。「これまでの治療ではどうにもならなかったという方やスギ花粉で悩んでいる方はご相談ください」と菅野院長。
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3月22日